2020/06/23 オーナーズボイス

【オーナーズレポート】SUVのよさ、楽しさを実感「三菱アウトランダー」

2018年式
三菱アウトランダー 24Gセーフティパッケージ


●昨年1月契約、3月4日の大安吉日に納車されました

オーナー:komirage(41歳・福岡県)

〈マルなところ〉
走りのよさと室内の広さ

〈バツなところ〉
強いて言えば燃費


ちびっこからのおねだり

早いもので、アウトランダー24Gセーフテイーパッケージ4WDがわが家に来て、1年になりました。日々の私の通勤の相棒、週末の買い物、そして家族とのドライブレジャーに活躍中のこのクルマについてお話ししたく、ペンを執ります。

わが家には、私のクルマとして三菱ミラージュM(2013年式)と、両親のクルマとしてスズキ イグニス Fリミテッド4WD(17年式)がありました。ちなみに、これらは地元の三菱のディーラーで購入。イグニスは、両親が以前乗っていたスイフトRS 4WD(11年式)からの乗り替えで、「上がりのクルマ」と言うことで購入したようです。レーダーサポートなどの安全装備、SUV色の強いスタイル、1.2LマイルドHVの動力性能を持つイグニスに不満はなかったのですが、使い出すにつれて室内とラゲッジルームの狭さがネックになってきました。わが家には、関西で暮らす弟家族がおり、毎年お盆や正月、GWに帰省しては地域の大型商業施設や水族館、温泉などに行くのが楽しみ。特に2人の姪っ子たちが「みんなと一緒に出かけたい」と言うことでイグニスでは正直厳しくなり、レンタカーを手配することも多々あったのです。

そこで、両親が「7人乗れるミニバンかSUVが欲しい」という思いを抱きました。さらには私自身ミラージュに乗っていて、何度か怖い思いをしたのです。まず、九州でもここ数年多発している大雪です。これにはスタッドレスタイヤを履いていたにも関わらず、かなり泣かされました。また、昨年発生した九州北部豪雨のときは、夜遅くに命からがら帰宅したこともありました。そんな経験から、以前乗っていたパジェロミニのように最低地上高の高い4WDのSUVが欲しいと考えるようになり、暇さえあれば気になる車種を中古車サイトで物色したり、各社のディーラーを回ったりしていました。

そして17年の末、両親がいつもの三菱ディーラーでエクリプス クロスと、スズキのエスクードの見積もりを出してもらったのを知り、本格的に買い替えを考えだしました。そのあと、18年の正月明け、地元の三菱ディーラーの初売りイベントでは、担当セールス氏の計らいで前から気になっていたアウトランダーを試乗することに。最初見たとき「デカいな」と感じたけど、乗り出してみると大柄な車体を感じさせないハンドルの切れのよさ、「SUV=重い」と言うイメージを裏切る走りの質感の高さ、エンジンの静かさとパワフルさ、乗り心地のよさに思わず顔がほころぶのを感じ、一気に気に入りました。あとは、ダイナミックシールド顔と安全装備の充実が決め手でしたね。

1週間後、雪の舞うなか三菱に出向き、アウトランダーの購入の意思を担当セールス氏に伝えました。そしてウチの車庫に入ることが確認できたことや、決算期前ながら値引きとイグニスの下取り額がかなりの好条件だったこと、セールス氏をはじめ販売会社の皆さんの頑張りもあり、めでたく購入と相成ったのです。ちなみにミラージュは両親のクルマになりました。

乗り心地はマイルド

18年3月4日の大安吉日に納車。ボディカラーはクオーツブラウンメタリックにしましたが、ほかにはない渋さと落ち着き、光の加減でガンメタにもブラウンにも見える色味の変化がなかなかよくて、気に入っています。このクルマの最大の魅力…それは電子制御4WDと2.4L・MIVECエンジンのもたらす走りの質感、安定感ですね。私は通勤に片道20kmほどかかりますが、エンジンのパワーと4WDの安定感、そしてINVECSスポーツモード6速CVTを駆使したスポーティな走りで、運転疲れを感じなくなったのは確かです。昨年のGWに、別府温泉にアウトランダーで、慣らし運転を兼ねて家族旅行に行きましたが、弟いわく「アメ車を思わせる大らかでマッタリ感のある乗り味がいい」とのこと。意外とマイルドな乗り心地もお気に入りです。

今回は、親や弟が乗ることを意識して、自動ブレーキ、車線逸脱防止機能、レーダークルーズコントロールなどのセンシング機能がついたセーフテイパッケージにしたのですが、ふだんの使用でも安全運転をより一層意識するようになり、そうした意味では付けて正解だったなと思います。あとは、内外装のデザインの格好よさと室内の広さですかね。

三菱のデザインID「ダイナミックシールド」は、他社にはない男臭さというか凜々しさがあり、それでいてギラギラしすぎてないところがいいですね。内装の質感も派手さはないけど、落ち着いた感じです。3列シートの使い勝手もまずまずで、絶対的な広さではデリカD:5とかアルヴェルなどのワンボックスに負けますが、年に数回程度しか使わないわが家的にはこれで充分。シートのつくりもしっかりしたもので、弟家族が帰省したときは2列目シートにチャイルドシートをセット。皆でお出かけできるようになったのは大きいですね。ラゲッジスペースは定員乗車時でもスーツケース2個、おみやげも難なく詰めます。

今までで一番のクルマ


●日々の通勤、買い物、弟家族が帰省した際のレジャーツアラーとして大活躍。これからもよろしく頼むぜ、相棒!!

今回はディーラーのオプションで、担当セールス氏イチオシのデンソーテンのイクリプスAVN-D8Wのドラレコ内蔵ナビを装着。ナビの性能、オーディオの音質はフツーだけど、ドラレコ内蔵だけに画がきれいに鮮明に残せるし、しかもスマートフォンにも転送できるので、個人的には付けてよかったと思います。さらにはiPhoneのハンズフリー通話が使えたり、音楽が聴けるのも魅力です。燃費は、街乗り平均9~10km/L、エアコンオフで11km/L、4WDのLOCK機能オンで8~9km/Lと、PHEVやHV、クリーンディーゼルには負けますが、車重のあるSUVの4WDなのでその辺は目をつむっています。

これまでのカーライフは、すべてコンパクトカーや軽自動車でした。それがまさかミドルクラスのSUVに乗るなんて想像も付かなかったです。しかし、アウトランダーにして、SUVの魅力、よさを堪能できて、あらゆる意味での「余裕」と言うか「楽しさ」を日々感じている次第です。

これまで、仕事の都合やクルマサイズの都合で、弟家族や両親と出かけることが難しかったのですが、仕事と同じくらいに家族との時間も大事だと言うことを再確認できて、このクルマにして本当によかったと心から思います。弟家族、両親もこのクルマを気に入ってます。

このほど1年点検を終えましたが、歴代の愛車で一番気に入った相棒なので、長く大切に乗って行きたいですね。

■主要諸元

・年式:2018年式
・車種:アウトランダー 24G セーフティパッケージ
・全長×全幅×全高:4695mm×1810mm×1680mm
・エンジン型式:4J12
・種類:直4OHC
・総排気量:2359cc
・最高出力:169ps/6000rpm
・最大トルク:22.4kgm/4200rpm
・価格(当時):296万2440円

〈まとめ=driver@web編集部〉
※driver 2019年5月号(2020年3月20日発売)【愛車物語】より


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