2017/12/22 カー用品

ホワイト/イエロー、2色の切り替えが可能なLEDバルブ! IPFから発売。

自動車用ヘッドライトバルブなどの照明器具や部品を製造・販売するIPFから、2色切り替えが可能なフォグランプ用LEDバルブ「LEDデュアルカラーフォグバルブ」が、2017年12月20日に発売された。ラインアップはH11タイプ、HB4タイプ、PSX26Wタイプの3種類。価格は2万6784円。この製品は、フォグランプに装着することで、天候や用途に応じてホワイト光とイエロー光の2色をスイッチ操作で切り替えられるもの。夜間のドライ路面では、明るくドレスアップ効果が狙えるホワイト光(6000K=ケルビン)、悪天候時などのウエット路面では視認性の高いイエロー光(2800K)と、光色(色温度)を選べるのだ。
フォグランプに最適化したものとして、LEDチップメーカーであるLextar Electronics社との共同開発より実現したもので、さらにIPFの配光技術と新開発の切り替え制御機能を融合して製品化された。配光シミュレーションにより、それぞれの光色で最適なレイアウトを追求。ホワイト発光時は通常の照射エリアよりもやや遠方をワイドに照射。ヘッドライトの光が届きにくい横方向へも視界が広がり、死角を減らせる。交差点進入時やワインディングロード走行時などでの安全性を高められる。イエロー発光時は、中央下部(センター手前側)を重点的に照射する配光パターンとしており、視認性の悪化するウエット路面でも視界を確保できる。ちなみにイエロー色はフィルターを用いず、LED単体でイエロー発光が可能なため、灯体のリフレクター部への映り込みもない。また、フィルターによる減衰もないので高い光束値(2500lm=ルーメン、従来品は2000lm)を実現する。発光色の切り替えは純正フォグランプスイッチを使用可能で、スイッチを続けて2回オフ→オン操作するだけと簡単だ。配線の引きまわしやスイッチの追加は不要で、純正装着のフォグランプバルブと交換するだけだ。また、配光調整は「配光調整ネジ」をバルブ後方に配する独自機構を採用。ランプ点灯状態で照射光を確認しながらできる。全製品が車検に対応し、3年の保証期間が付く。ハイブリッド車やEV、PHV、LPG、CNG車にも対応する。 
製品ラインアップ
●50DFLB バルブタイプ:H8/H11/H16●55DFLB バルブタイプ:HB4●56DFLB バルブタイプ:PSX26W
仕様(共通)
・消費電力:12V/24V 12W・色温度:6500K/2800K・明るさ:2500lm(バルブ2本の値) 「LEDデュアルカラーフォグバルブ」の詳しい情報はこちら 
問い合わせ:IPFTEL:027-346-3316  https://www.ipf.co.jp

RANKING