2020/06/11 新車

ホンダ、燃料電池車「クラリティ フューエル セル」の一般向けリースを開始

ホンダは2020年6月11日、燃料電池自動車「クラリティ フューエル セル」の個人向けリースの取り扱いを開始した。取り扱い店は一部のホンダーカーズ。リース価格は販売店にて確認のこと。


「クラリティ フューエル セル」は2016年3月に自治体・企業向けへのリース販売というかたちで発売。高圧水素タンクへの水素充てん時間は3分程度とガソリン車と変わらない使い勝手や、JC08モード燃費による一充てん走行距離は約750kmを実現するなど、実用性の高さも備わる。

最高出力130kWの高出力モーターによる電動車ならではの静かで力強く、滑らかなドライブフィールも特徴だ。

また、小型化した燃料電池パワートレーンをボンネット内に搭載することで、セダンタイプのFCVとして世界初の5人乗りも実現した。

これまでの自治体・企業向けのリースに限定していたが、日常の使い方や走行性能などの各データの検証や、水素ステーションの拡充状況とユーザーの使い勝手を踏まえた販売検討を重ね、個人向けへのリース取り扱いを開始した。

車両は2019年12月に一部改良を実施したものと変わりなく、ボディカラーは以下の3色を用意。

・プレミアムディープロッソパール(ルーフカラー:ブラック、内装色:プラチナムグレー)(4万4000円高)
・プラチナホワイトパール(ルーフカラー:ブラック、内装色:プラチナムグレー)(4万4000円高)
・クリスタルブラックパール(インテリアカラー:ブラック)

クラリティ フューエル セルの車両本体価格は783万6400円。CEV補助金が最大210万円(条件による)が受けられる。

気になるリース料金だが、さっぱり見当がつかないのでホンダ広報部に聞いてみた。登録費や保険、整備等メンテナンスを含め、およそ10万円強/月のイメージになるという。契約する年数などにより異なるので、詳しくは取り扱い販売店にて確認してほしい。

クラリティ フューエル セルの詳しい情報はこちらhttps://www.honda.co.jp/CLARITYFUELCELL/

取り扱い販売店は、水素ステーションのある都道府県の一部ホンダカーズ。2020年6月11時点で35法人(45店舗)となる。

各都道府県の取扱店舗数は次のとおり。

北海道:1
青森県:0
岩手県:0
秋田県:0
宮城県:2
山形県:0
福島県:1
東京都:4
千葉県:2
埼玉県:4
神奈川県:5
群馬県:0
栃木県:1
茨城県:1
山梨県:1
長野県:0
新潟県:1
富山県:1
石川県:0
福井県:0
愛知県:3
静岡県:1
三重県:1
岐阜県:0
大阪府:3
兵庫県:1
京都府:1
滋賀県:1
奈良県:0
和歌山県:0
岡山県:1
広島県:0
鳥取県:0
島根県:0
山口県:2
愛媛県:0
香川県:1
高知県:0
徳島県:1
福岡県:2
佐賀県:2
大分県:1
長崎県:0
宮崎県:0
熊本県:0
鹿児島県:0
沖縄県:0
(計45店舗。2020年6月11日現在)

販売店の詳細はこちらhttps://www.honda.co.jp/CLARITYFUELCELL/dealerlocator/

〈文=driver@web編集部〉


ホンダ
https://www.honda.co.jp

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