2020/01/07 コラム

まだやってる? 内掛けハンドルは百害あって一利なし



現代のドラテク…最良はどうすればいい?


なら、どう操作すればいいのか。ステアリングを時計の短針で示せば9時と3時のあたりを持つ。そして右なら左手で最大4時すぎのあたり、左になら右手で最大8時まえのあたりまで切る。もちろん、切る量はカーブの曲がり具合によって異なる。


そこが、まさにポイントなんだ。カーブの曲がり具合に対して、ステアリングどこまで切っているかを確かめる。その経験を積み重ねることで、カーブの曲がり具合とステアリングを切る量の精度が増す。あのカーブをスーッと気持ちよく駆けぬけたいという走りのイメージが再現されるときだ。まさに意のままの走り。その気持ちよさといったら、快感を覚えるほど。そもそも、このステアリング操作だけで世の中のほとんどのカーブは曲がれてしまうんだ。


というわけで、オヤジ臭い内掛けハンドルはもうオシマイ。なにしろ、内掛けハンドルよりも運転がずっとスマートに見えるしね。

〈文=萩原秀輝 写真=編集部〉

ドライバーWeb編集部

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