2019/10/02 カー用品

カロッツェリア「サイバーナビ」がモデルチェンジ。2019年冬モデルは”オンライン化”でエンタメ三昧でドライブを楽しめる!!

パイオニアは2019年10月2日、カロッツェリア「サイバーナビ」の2019年冬モデルを発表、11月に発売する。今回のモデルチェンジでは、エンターテインメント機能を大幅に強化し型番も910番台として刷新。本体デザインにスタイリッシュなフルフラットパネルを採用したほか、高画質なHDパネルを新採用。また、オンデマンド機能に対応することで、高速データ通信を活用し、高画質・高音質の映像コンテンツが楽しめるようになった。

ラインアップは、9V型と8V型画面のLS(ラージサイズ)メインユニットタイプ、7V型画面の200mmワイドメインユニットタイプと2DINメインユニットタイプがあり、それぞれに通信ユニット「ネットワークスティック」をセットにしたモデルの全8機種を用意する。価格はいずれもオープン。 

車内がWi-Fiスポットに!YouTubeや自宅のレコーダーで録画したコンテンツも楽しめる

今回のフルモデルチェンジのトピックは、市販カーナビゲーションでは初となるドコモの車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応したこと。付属もしくは別売りのネットワークスティックを接続することで「サイバーナビ」がWi-Fiスポットになるのだ。定額制で使い放題の高速データ通信プランに加入すれば、通信容量を気にすることなくさまざまなサービスを利用できる。例えば、ウェブブラウザ機能を用いてYouTube動画を簡単に見られる「ストリーミングビデオ」や、家庭用ブルーレイレコーダーの映像・録画コンテンツを遠隔再生できる「レコーダーアクセス」など、ネットワークを介して映像を楽しむ機能を搭載したことで、車内で映像コンテンツを思う存分楽しめるのだ。 
ちなみに、「レコーダーアクセス」機能は、ペアリング専用アプリ「DiXiM Play for carrozzeria」をインストールしたスマートフォンと自宅のブルーレイレコーダーをペアリングし、そのスマートフォンを「サイバーナビ」とペアリングする。これで、DVDなどにダビングすることなくナビ画面上で録画番組のストリーミング再生が楽しめる。このほか、遠方へドライブしているときでも、自宅エリアの放送局のテレビ番組を視聴できたり、BS放送やCS放送の視聴(一部番組を除く)も可能となる。 
スマートフォンやタブレットなどを使ってインターネットを楽しめるのもポイント。最大5台の接続が可能で、同乗者は自由にコンテンツを楽しみながら移動できるのだ。さらに、「Amazon Fire TV Stick」を利用している人ならば、これをサイバーナビに接続すれば、映画やドラマ、バラエティ、スポーツ、ゲームなど幅広いジャンルのコンテンツも楽しめる。「ネットワークスティック」を接続していれば、最新の道路や施設情報を自動でダウンロードして更新する「自動地図更新」機能を新たに搭載。最新データへの更新作業の手間が大幅に軽減するとともに、最新地図で安心してドライブできる。最大3年間無料でデータ更新が可能だ。 
「docomo in Car Connect」の利用料金は、1日プラン〈550円〉、30日プラン〈1650円〉、365日プラン〈1万3200円〉の3つから選べる。「ネットワークスティック」がセットの末尾に-DCが付くモデルならば購入特典として、1年間(365日間)無料で高速ネットワーク通信が利用可能だ。 

高精細HDパネル採用で高画質化高音質にも磨きをかける

先にモデルチェンジを実施した「楽ナビ」に続き、「サイバーナビ」でも高精細なHDパネルを採用し、HD解像度に対応した。これにより地図画面や新搭載のネットワーク動画やテレビなどさまざまな映像ソースが、高コントラストかつ高解像度で描画され、繊細な色彩で楽しめる。また、ハイレゾ音源再生にも対応。CDや圧縮音源のほか、ネットワーク動画やDVDなどの映像ソースもハイレゾ音源相当にアップグレードする「マスターサウンドリバイブ」機能を搭載。臨場感あふれる音が楽しめる。
  


フラットデザインでスタイリッシュにメニューなどのデザインも一新

新たに採用したフルフラットデザインは、インパネとの一体感も得られるスタイリッシュなもの。「HOME」画面やAV画面のデザインも先進感のあるものに一新された。フラットキーはインテリアに合わせた好みのカラーに変更可能。
このほか、地図画面上にドライブに有用な情報やAV情報を表示・操作できる「インフォガジェット」を新たに搭載。AVソースの再生画面を常時表示できたり、ドライブに役立つ駐車場の満空情報などを地図上画面上に表示・操作できる。
●車両情報を取得しビジュアル化した「Vehicle Analyzer」も表示可能
ナビ機能に関しては「スマートループ渋滞情報」や、専用サーバーを経由して時間と料金を考慮した最適なルートを提案する「スーパールート探索」、必要な情報だけ地図に重ねて表示する「マルチレイヤマップ」などは従来同様に利用可能。また、「Map Fanコネクト」や「ミュージッククルーズチャンネル2」にも対応する。 

[ラインアップ]

■LS(ラージサイズ)メインユニットタイプ


●AVIC-CQ910-DC
・AVIC-CQ910-DC(9V型画面・ネットワークスティックセット)価格:オープン(実勢価格:23万1000円前後)・AVIC-CQ910(9V型画面)価格:オープン(実勢価格:20万9000円前後) 
●AVIC-CL910-DC
・AVIC-CL910-DC(8V型画面・ネットワークスティックセット)価格:オープン(実勢価格:20万9000円前後)・AVIC-CL910(8V型画面)価格:オープン(実勢価格:18万7000円前後) 

■200mmワイドメインユニットタイプ


●AVIC-CW910-DC
・AVIC-CW910-DC(7V型ワイド画面・ネットワークスティックセット)価格:オープン(実勢価格:18万7000円前後)・AVIC-CW910(7V型ワイド画面)価格:オープン(実勢価格:16万5000円前後) 

■2DINメインユニットタイプ


●AVIC-CZ910-DC
・AVIC-CZ910-DC(7V型画面・ネットワークスティックセット)価格:オープン(実勢価格:18万7000円前後)・AVIC-CZ910(7V型画面)価格:オープン(実勢価格:16万5000円前後) 

車種専用10V型モデルや「サイバーナビ χシリーズ」も2019年冬モデルに

2019年冬モデルとして、サイバーナビの車種専用10V型ディスプレイモデルとハイエンドオーディオカーナビ「サイバーナビ χシリーズ」もアップデート。本体デザインは従来モデルと同じだが、地図データを最新版としている。

■車種専用モデル

 
●AVIC-CE902VOⅡ(ヴォクシー専用)
・AVIC-CE902VOⅡ(ヴォクシー専用・10V型画面)価格:オープン(実勢価格:25万3000円前後)・AVIC-CE902NOⅡ(ノア専用・10V型画面)価格:オープン(実勢価格:25万3000円前後)・AVIC-CE902ESⅡ(エスクァイア専用・10V型画面)価格:オープン(実勢価格:25万3000円前後) 



●AVIC-CE902ALⅡ(アルファード専用)
・AVIC-CE902ALⅡ(アルファード専用・10V型画面)価格:オープン(実勢価格:26万4000円前後)・AVIC-CE902VEⅡ(ヴェルファイア専用・10V型画面)価格:オープン(実勢価格:26万4000円前後) 



●AVIC-CE902STⅡ(ステップワゴン専用)
・AVIC-CE902STⅡ(ステップワゴン専用・10V型画面)価格:オープン(実勢価格:25万3000円前後)  



■サイバーナビ χシリーズ


●AVIC-CL902XSⅡ
・AVIC-CL902XSⅡ(8V型画面)価格:30万5800円 



AVIC-CZ902XSⅡ
・AVIC-CZ902XSⅡ(7V型画面)価格:27万2800円 サイバーナビの詳しい情報はこちら*製品仕様・価格(10%税込み)などは発表時のもの
<問い合わせ>パイオニアTEL:0120-944-111http://pioneer.jp/carrozzeria/

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